ACTION DIRECT
Masayuki Takayanagi
April 27,1991
Last Recording (19:58)
本作は、高柳昌行が1985年から始めたソロワークである�爛▲�ションダイレクト�瓩痢∈埜紊留藾佞竜�録である(1991年4月27日)。
本作の演奏が行われる直前の1991年4月15日には、新宿〈安田生命ホール〉にて、幻のESP盤であった『APRIL IS THE CRUELLEST MONTH』の発売記念として、アクションダイレクトのコンサートが行われている。その演奏が終わったあと、高柳はごく近しい人たちに「アクションダイレクトは完了した(完成した)」との旨を語ったという。
その発言の真意は、今となっては想像するほかないが、自身の音楽を突き詰めてきた高柳にとってはこの〈安田生命ホール〉での演奏を、自身の音楽のひとつの到達点と感じたのかもしれない。
そして、それを次に目指す音楽への出発点と考えたのかもしれないし、あるいは自身の体調を鑑み、自身の音楽活動の終焉と捉えたのかもしれない。
それについても、やはり今となっては想像するほかないわけだが、その〈安田生命ホール〉でのコンサートの二週間後、4月27日に、高柳は名古屋〈ギャラリーないとう〉でコンサートを行った。本作はそのコンサートの最後に演奏されたものだ。
このコンサートののち高柳の体調はさらに悪化し、5月以降の予定はすべてキャンセルすることになった。そして約二ヶ月後の6月23日、高柳は帰らぬ人となった。
したがって、本作の演奏は、アクションダイレクトの最後の演奏にして、高柳の生涯最後の演奏ということになる。つまり高柳昌行の�牋篋遶瓩任△蝓△修療世世韻任皚犁�重な記録�瓩箸い辰萄垢兄戮┐覆い隼廚Α�
しかし、実際に一聴していただければ多くの聴き手が納得されると思うが、日々体調が悪化する中で演奏された�牋篋遶瓩箸六廚┐覆い曚匹剖欧襪戮�力が内包された演奏であり、それも人間の生命力などというちっぽけな力を超えた未知の力を感じさせられる演奏である。高柳の体調云々や�犁�重な記録�瓩匹海蹐料�ぎではなく、こんなにものすごい音楽が30年も前に生み出されていたことに、(当時の音楽状況を考え合わせれば)驚かざるを得ない。
俳優の殿山泰司がその著書『JAMJAM日記』の中で、1976年6月の高柳のマンスリーコンサート(於〈渋谷ジァン・ジァン〉。藤川義明(as)、翠川敬基(vc)、山崎比呂志(dr)とのカルテット)の演奏について「例のあのオ月サマにまでとどくようなスゲエ音」と評しているが、それから15年を経た本作での演奏は、オ月サマどころか宇宙の果てまですっ飛ばされそうな、いや宇宙そのものを出現させてしまったかのような、底知れぬ力を感じさせる未知の音楽である。(2021/08 青木 修)*特典CDとして配布したものです。在庫限り。パッケージなしCDです。窓付き紙封筒入り。
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